◆概要◆

米沢市街地のほぼ中心に位置し、戦国時代後期には伊達氏が本拠地とて伊達政宗もこの城で生まれました。 江戸時代には米沢藩の藩庁が置かれ、藩主・上杉氏が居城としました。 城は輪郭式に本丸から外側へ二ノ丸、三ノ丸を構え、10基の櫓と17棟の門がありました。 上杉景勝が入城した当時は30万石の大名の居城でしたが、石垣や天守は築かれず、本丸にあった2基の三階櫓を天守の代用としていました。 現在、本丸跡は上杉神社の境内となっており、二の丸跡には米沢市上杉記念館（旧・上杉伯爵邸）があります。