山形城
所在地:山形市霞城町
2018年4月15日更新(最終訪問日 2008年8月3日) | |||
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◆概要◆ 山形城は本丸、二の丸、三の丸が、同心円状に配置された平城です。 二の丸には5つ、三の丸には11の門が造られていました。 室町時代初期に斯波兼頼が築いた居館を拡張して城郭とし、本丸は御殿のみで天守は築かれませんでした。 二の丸は一辺500mほどの方形、三の丸は1.5〜2kmほどの楕円形で、国内五番目の広さを誇りました。 これらは斯波氏の子孫である最上義光により基礎が造られ、最上氏の次に城主となった鳥居忠政の時代に現在の形に整えられました。 江戸時代には山形藩の政庁が置かれましたが、鳥居氏以後はたびたび藩主が替わって石高も減少し、江戸中期以降は石高と比べて規模が大きすぎる城の維持が困難となりました。 そのため、幕末の本丸は更地となって御殿は二の丸に置かれ、三の丸の西半分は田畑となっていました。 現在はそのほとんどが失われ、わずかに二の丸が霞城公園として残されています。 建造物は大手南門が市内の万松寺山門として移築され現存しています。 2009年度には本丸一文字門の枡形及び高麗門、本丸土塀を復元されました。 |
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霞城公園案内図 |
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二の丸東門 |
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本丸一文字門(2007年9月) 最上義光像 最上義光歴史館 |
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