皿尾城
所在地:埼玉県行田市皿尾(大雷神社)
2017年6月25日更新(訪問日:2015年7月26日) | |
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◆概要◆ 築城年代等は不明で、1563年に上杉謙信が後北条氏に寝返った成田長泰から奪ったとされます。 城主には羽生城主・木戸範実の次男・忠朝を置き、南東の目と鼻の先にある成田氏の忍城を監視させていたと考えられます。 この時に成田長泰は上杉謙信に降伏し隠居して嫡男・成田氏長に家督を譲りました。 成田氏長ははじめ上杉謙信に従っていましたが、やがて父同様後北条氏に寝返ったため、皿尾城は羽生城とともに上杉氏対後北条氏の最前線となりました。 皿尾城・羽生城は後北条氏の勢力圏で孤立し、何度も後北条方の軍勢に攻められています。 そして1574年、上杉謙信はこの年も越山して関東に出兵しましたが、増水した利根川を渡ることが出来ませんでした。 後北城軍の攻勢は日増しに強くなる一方ですが、上杉謙信には木戸忠朝を手紙で勇気づける事しか出来ずにいました。 羽生城・皿尾城では木戸氏が頑強に抵抗を続けたおかげで落城はしませんでしたが、守り切れないと悟った上杉謙信は、羽生城・皿尾城を破却して将士ともども上野国へ引き上げました。 木戸氏には、この直前に上杉謙信が武田勝頼から奪った膳城と山上城が与えられました。 |
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城跡にある大雷神社 城の面影はありません 南側に城址碑があります |
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