◆概要◆

屋良城は13〜15世紀に屋良大川按司により築かれたとされます。 屋良大川按司は仲昔今帰仁按司の5男であるとするサイトと安慶名大川按司の次男とするサイトとがありますが、とちらが正しいのかは分かりません。 標高38ｍの琉球石灰岩丘陵を利用しており、数段の郭の跡と思われる地形が残っています。 発掘調査の結果、中国製の陶磁器や金属製品が出土しており、かなりの有力者が居城としていたと考えられます。 地図を見ると米軍の嘉手納基地とゴルフ場に挟まれており、少し間違えば完全に破壊されていたかも知れません。