今帰仁城
所在地:沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊
2019年1月14日更新(最終訪問日 2019年1月13日) | |||
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◆概要◆ 築城年および築城者は不明ですが、13世紀には築かれていたと考えられています。 当初は岩山の頂上部を削平して東西に土止めの石を積み、周囲には柵で囲まれているだけだったと考えられていますが、勢力が拡大するにつれて城域も広がり、周囲を頑強な石垣で囲むようになっていきました。 代々北山王の居城でしたが、1322年に羽地按司の怕尼芝により攻め落とされ、以後、怕尼芝が北山王となり居城としました。 その後、尚巴志により北山王朝が滅ぼされてからは山北監守が置かれ、琉球北部の統治に当たりました。 中央集権が強化された第二尚氏王朝になってからも、例外的に監守が置かれ続けています。 1609年には薩摩藩による侵攻に遭い焼失しましたが、1669年頃までは監守が置かれていました。 その後は荒れるに任せていましたが、住民の信仰の拠り所となっていました。 城跡は昭和37年の平郎門をはじめ、修復が進められています。 2000年には首里城跡などとともに「琉球王国のグスク及び関連遺産群」としてユネスコの世界遺産に登録されました。 |
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外郭の石垣 平郎門(外側) 平郎門(内側) 志慶真門郭 志慶真門郭から見た主郭の石垣 主郭から見た御内原 |
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