中城城

所在地:沖縄県中頭郡北中城村大城
2019年1月14日更新(最終訪問日 2019年1月13日)

◆概要◆


中城城は14世紀に先中城按司により築かれたと考えられています。 石垣の積み方が複数みられ、南の郭は野面積み、一の郭と二の郭は布積み、三の郭、北の郭は相方積みとなっています。 座喜味城から移ってきた護佐丸により三の郭、北の郭が加えられて現在の形になったとされ、それ以前にも数度に渡って増築されたと考えられています。 城は標高約160mの丘陵上にあり、東側は断崖となっています。 貿易港であった屋宜港からも近く、周囲を見渡すことのできる要衝の地にあります。 築城の名手・護佐丸の遺構として名高いのですが、1458年に阿麻和利に攻められ自害した後も城として使われました。 江戸時代には薩摩藩の番所が置かれ、戦前まで中城村役場として利用されてきました。 沖縄のグスク跡としては遺構の保存状態がとても良いことで知られており、当地を訪れたアメリカのペリー提督も石垣の見事さに感嘆したそうです。 2000年11月には首里城跡等とともに「琉球王国のグスク及び関連遺産群」としてユネスコの世界遺産に登録されました。
中城城 図
中城城案内図

●日本百名城スタンプ設置場所●


中城城 スタンプ
チケット売場
観覧時間:
8時半〜17時(5月〜9月は18時まで)
休園日 :
年中無休
観覧料 :
大人400円、中高生300円、小学生200円
中城城 遠景
遠景
中城城 三の郭城壁
三の郭城壁
中城城 裏門
裏門
中城城 二の郭城壁
二の郭城壁
中城城 一の郭
二の郭から見た一の郭
中城城 一の郭
一の郭
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