具志頭城
所在地:沖縄県島尻郡八重瀬町具志頭
2012年7月12日(訪問日:2012年6月30日) | |
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◆概要◆ 具志頭城は14世紀中頃に具志頭按司により築城されました。 具志頭按司は英祖王統第2代・大成王の第3子とされます。 英祖は浦添城を中心に沖縄本島の中部以南を支配し、その次男・湧川が山北、5男・大里按司の孫・承察度が山南の初代王となり、後の三山鼎立時代の基礎が築かれました。 海岸沿いの断崖上に連郭式に築かれており、すぐ北には出城のミドリ城がありました。 また、南側には見張り台としての高ヤックヮがあります。 いずれも現地説明板には書かれていたのですが、見渡してもよくわかりませんでした。 具志頭按司は城下にある白水川河口を港として盛んに海外貿易を行っていたと伝わります。 現在城跡には特に遺構は見当たらず、戦没者の慰霊碑である土佐の塔と甲斐の塔があります。 ひめゆりの塔から5km程しか離れておらず、ここも激戦地であったものと思われます。 |
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公園の入口 土佐の塔 甲斐の塔 |
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