◆概要◆

周匝茶臼山城は天文年間（1532〜52年の間）に笹部勘斎が居城とし、浦上宗景に従っていました。 しかし、1579年に宇喜多直家が茶臼山城を攻め落とし、笹部勘斎・仙千代父子が討ち取られました。 その後、江戸時代の1632年に岡山池田藩家老の池田長明が陣屋を構え、11代続いて明治時代を迎えました。 茶臼山城址展望台は吉井町「歴史とロマンの里づくり事業」により、町づくりのシンボルとして造営されました。 茶臼山が山城跡であったことから「城」の形態をとり、同時代の山城に見られるいくつかの要素を基本に構築されました。 ここからは吉井川、吉野川流域の景色はもとより、はるか北方の中国山脈も眺望することができます。