茅ヶ崎城

所在地:神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎東2丁目
2017年3月8日更新(訪問日:2010年7月10日)

◆概要◆


茅ヶ崎城は14世紀末から15世紀前半に築かれた推定されています。 15世紀後半に最も大きな構えとなり、それぞれの時期に相模・武蔵を支配した上杉氏や後北条氏が関与していたと考えられています。 江戸時代には城としての役目を終えて村の入会地(共有地)などとして利用され、「城山」という地名とともに今日まで保存されてきました。 1990年から2009年まで7次にわたる発掘調査の結果、空堀、郭、土塁などが良好な状態で残されていることが判明し、陶磁器やかわらけ等が発見されました。 また、随所に見られる二重土塁とその間に設けられた空堀は、後北条氏独特のものとされています。 城は東西350m、南北220mの範囲で6つの郭と根小屋から構成されており、築城当時の姿を良好な形の残す横浜市内唯一の中世城郭の貴重な遺跡として、公園部分25,000uが横浜市指定史跡に指定されました。 (現地案内板より)
茅ヶ崎城 図
案内図
茅ヶ崎城 城址入口
城址入口
茅ヶ崎城 虎口
虎口
茅ヶ崎城 空堀
空堀
茅ヶ崎城 土塁
土塁
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