◆概要◆

縄張りが虎が臥せているように見えることから、別名「虎臥城（とらふすじょう）」とも呼ばれます。 城下から遥か高く見上げる山頂に位置し、秋には円山川の川霧により霞む光景が見られます。 雲海に浮かび上がる石垣が「天空の城」と紹介されて観光客が激増し、2013年10月1日より城内の見学が有料となりました。 東に立雲峡を望む標高353.7mの古城山（虎臥山）山頂に築かれ、縄張りは南北約400m、東西約100m。 天守台を中心に本丸、二の丸、三の丸、南二の丸が連郭式に配置され、北千畳部と南千畳を双翼とし、天守台北西部に花屋敷と称する一郭があります。 廃城から約400年を経ていますが石垣はほぼ原形を留めており、現存する山城として全国屈指の規模となっています。