高山城
所在地:岐阜県高山市八軒町
2016年2月28日更新(訪問日 2010年5月2日) | ||
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◆概要◆ 永正年間(1504〜21年の間)に高山外記が天神山城を築きましたが、群雄割拠の飛騨で勢力を伸ばした三木自綱・広瀬宗城の連合軍に破れて落城しました。 その後、佐々成政と結んでいた三木自綱は、豊臣秀吉方の越前大野城主・金森長近に破れて滅亡。 金森長近は16年の歳月を掛けて天神山城跡に高山城を築きました。 天守は非戦闘的で優雅なものであり、安土城の影響を受けたといわれています。 しかし、1692年に6代藩主・金森頼時が突然出羽国上山へ転封となり、飛騨は天領となりました。 高山城は隣国加賀藩の預かりとなりましたが、莫大な維持費に耐え切れず、前田綱紀は幕府に破却を願い出ましたた。 幕府の許可が下りると1695年、高山城は破却されました。 以後の政務は、金森氏の下屋敷であった高山陣屋で執り行われるようになりました。 高山陣屋は明治維新後も庁舎として用いられ、1969年まで県事務所として利用されていました。 現存する唯一の陣屋であることから、文化財として保存する方針が示されて、現在に至ります。 |
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城山公園案内図 |
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城山公園の入口 二の丸広場 金森長近像 本丸の石垣 本丸の石垣 本丸内部 |
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