吉尾城

所在地:千葉県勝浦市吉尾
2017年10月31日更新(訪問日 2016年4月9日)

◆概要◆


築城年代は不明ですが、真里谷武田氏により築かれたと考えられています。 吉尾城は吉宇城とも表記され、「よしお」「よしう」「よっしゅう」など読み方も様々なようです。 城は勝浦湾西側の黒ヶ鼻と呼ばれる岬から伸びる細い稜線上に連なり、周囲は切り立った断崖となっています。 東側の勝浦城はと勝浦湾を挟む位置関係にあり、この2つの城で勝浦湾を東西から挟む格好となっています。 黒ヶ塙隧道の真上に堀切が見え、その脇の民家のある場所が主郭だったと考えられています。 民家の入口から岬の基部方向に向かう細尾根上にいくつも堀切があり、その最先端の土橋までが城域だったと思われます。 岬先端部への曲輪には砂子ノ浦観音堂の裏から上がれるようになっており、こちらにも堀切があります。
吉尾城 堀切
黒ヶ塙隧道の真上見える堀切
吉尾城 脇道
トンネル西側に出て最初の脇道
吉尾城 案内
東谷の案内。民家のため入れず。
吉尾城 案内
東谷の案内から右へ
吉尾城 道
主郭部(民家)への道
吉尾城 腰曲輪
その脇の腰曲輪跡
吉尾城 道
その反対側に道が続きます
吉尾城 切通
1分で現れる切通しは遺構
吉尾城 堀切
さらに2分進むと堀切
吉尾城 堀切
また1分ちょいで次の堀切
吉尾城 細尾根
こんな感じの細尾根上を進みます
吉尾城 堀切
3分進むと小さな堀切があり
吉尾城 土橋
その脇に土橋があります
吉尾城 遠景
砂子ノ浦観音から先端部に行けます
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