国府台城
所在地:千葉県市川市国府台(里見公園)
2011年5月19日(訪問日 2011年5月14日) | |
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◆概要◆ 国府台城は江戸川に面した河岸段丘上端に築かれました。 扇谷上杉家の家宰・太田道灌が臼井城の千葉孝胤を攻めた際に築いたのが始まりとされます。 地理的に関東各勢力の境界にあったため、数多くの戦いの舞台となりました。 大きなものでは1538年の第一次国府台合戦と1563年から1564年にかけて起きた第二次国府台合戦があります。 いずれも後北条氏と里見氏が関係しました。 1590年に後北条氏滅亡後、関東に入った徳川家康が江戸城が丸見えであるとの理由から国府台城を廃城としました。 現在は城跡の南半分は国府台病院の敷地となったため遺構はほぼ消滅していますが、北半分は里見公園として整備され、土塁や堀、櫓台と見られる高い土盛りなどが見られます。 周囲はかなり宅地化されながらも、かなりの遺構が残っています。 |
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空堀と土塁 土塁 櫓台 夜泣き石 明戸古墳の石棺 |
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